こんにちは!クルポです。
先日、浜松市にある常盤工業様の社屋見学会に参加してまいりました!
今回見学させていただいた、サステナブルなオフィス建築 TOKI PORT(ときポート)は、エネルギー削減、脱炭素など地球環境に配慮しながら働く人にも快適な環境を実現するオフィスです。

まずは、会議室でZEB建築や社屋についてのお話を伺いました。省エネ建築に関する情報を、かなり詳しいことまでシェアしてくださいます。
太陽光と太陽熱の活用、地中熱・地下水の活用、自然換気の活用など、地域の特性と自然エネルギーを最大限に利用し、省エネで快適なオフィス環境を実現しているそうです。

実際にオフィスでもある、こちらのZEB建物(Net Zero Energy Building)は、どこにいても自然の光が明るく、やさしい雰囲気。空調機を使わず、熱対流を利用し自然の風がうまく抜けるようになっています。
自然エネルギーを利用した除湿型輻射熱冷暖房パネルが温度を調節し、夏はひんやり、冬はあたたか。室内にはエアコンもついていますが、主に稼働するのは梅雨の除湿が必要な時のみとのことでした。
また、2Fには一般の方もご利用いただけるフリースペースがあり、開いている時間は、いつでも誰でもご利用可能!とのこと。近くにあったら、通ってしまいそうです。

季節ごとの太陽光の角度が計算された庇や、壁面緑化や壁面ルーパー(夏季の日射緩和、冬は落葉し光が差し込む)など、省エネ効果を発揮するためのさまざまな工夫がされていました。
屋上のヒートポンプチラーでは、井戸水を利用し冷温水が作られ、冷暖房パネルの熱源となるそうです。非常時には、この井戸水(10トン!)は飲み水になり、会議室は避難所になることも想定されています。環境への配慮と、地域のつながりを大切にしている姿勢が印象的でした。
実際の社屋に採用した技術で実証実験を行いながら、次の建築へ活かし続ける、地球に優しい、人に優しい、社会に優しい取り組みは、まさにサステナブル。一般向けにも使える建築材料も使用しているというお話から、自分ごととして考えることができ、常盤工業様が手掛けた住宅や施設なども見てみたいと思いました。
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