12/11(木)山梨県の2カ所の小水力発電所を視察する
「小水力発電所バス視察会in山梨」を開催しました。
当日はあいにくの空模様でしたが、安倍川流域の
住民をはじめ、4地区で23名の方のご参加。
視察には静岡市中山間地振興課より2名、
全国小水力利用推進協議会の石坂様にもご同行いただきました。
一カ所目、山梨県北杜市 六ヶ村堰水力発電所。
北杜市市役所、環境課の鷹左右様の説明を聞く参加者。
この発電所は農業用水路を活用した水力発電所でした。
二カ所目、山梨県南アルプス市 金山沢川水力発電所。
南アルプス市市役所、環境課の齊藤様の案内で発電所に向かう参加者。
この発電所は砂防えん堤を活用した水力発電所でした。
視察会の目的は小水力発電所の先進事例を視察し、
皆様に知識を深めていただくことがひとつ。
また、実際に発電所とその周辺を見学することで、
地域で小水力発電の可能性がありそうな場所の情報をいただくことがひとつ。
9月開催の勉強会では他人事のように参加されているな、との印象を受けましたが、
先進事例の視察後、その印象は完全に払拭されました。
と言いますのも、帰りのバス内では、参加者地域での小水力発電設置について、
全国小水力利用推進協議会の石坂様への質問が山のように出ていたためです。
この視察会をきっかけに、静岡県内の小水力発電の可能性調査を経て、
発電機設置に向けて話が進んで行けば、と願う事務局員でした。