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エアコン、石油ファンヒーター、ガスストーブ、ホットカーペットでは、どの器具がいちばん暖房効率がよいのでしょうか?どれを使用した方が省エネ(あるいは二酸化炭素排出量削減)になるのでしょうか。
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エアコンと石油ファンヒーターでは、エアコンの方が二酸化炭素排出量は少なくなります。ただしこれは、エアコンが最近の省エネ型のものであり、暖房する部屋の断熱性・気密性がある程度保たれている場合のことです。(旧式のエアコンを隙間があるような部屋で使うと、逆の結果になってしまうこともあります。)
一般に電気を熱源として使う器具(電気ストーブ、電気ファンヒーター、オイルヒーターなど)で暖房をする場合、ガスや灯油に比べて二酸化炭素排出量が多くなります。しかしエアコンは仕組みが別で、屋外の熱を屋内に持ってくる働きをしますので、電気の持つエネルギーの数倍の熱を供給でき、電気の消費量は少なくてすみます。
下のグラフは同じ熱量を供給するために排出される二酸化炭素量を示しています。高性能の省エネ型エアコンの排出量が最も少ないことがわかります。
ただ、エアコンのように部屋全体を暖めると、それだけエネルギーもかかりますので、部分暖房をするホットカーペットやこたつを賢く利用し、部屋の温度を低めにすれば、二酸化炭素排出量はもっと少なくなるでしょう。(二酸化炭素排出量を計
算すると、こたつは石油ストーブの15分の1程度という試算があります)。

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暖房にオイル・ヒーターを使ったところ、電気代がすごく高くなってしまい、びっくりしました。
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オイル・ヒーターやセラミック・ヒーターなどの蓄熱ヒーターは、電気をたくさん消費します。
2000Wタイプですと、こたつ(約130W)の15倍も電気を使うことになります。
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天井付近が暖かいとはあまり感じなかったので、うちわ等で空気を循環させませんでした。暖房器具がオイルヒーターだからでしょうか?
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そうです。部屋暖房には、空気を暖めるタイプと、炭火のように輻射熱で暖かく感じさせるものの2種類があります。エアコン、ファンヒーターは前者で、オイルヒーターや電気ストーブは後者です。石油・ガスストーブは両方の役割を持ちます。
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輻射熱のみの場合には、それほど空気が暖まりませんので、天井との温度差は少なくなります。エアコンや石油ストーブの場合には温度差が大きく、座っているときは肌寒く感じても天井付近は30度を超えている場合もあります。うちわ等で部屋の空気をかき混ぜれば効率的に暖房ができます。
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